戌辰日記

30代!基本2人で行動してます。日々の感想文みたいな感じ。

美味スギ、パエリアさん

ネットで検索して見つけたパエリアレシピ。

材料微妙に違うけど、作ってみました。

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<材料>(2人分)
イカー1パイ分(100g)安く売ってたゲソ使用

白身魚ー1枚(100g)タラ使用
タマネギー40g
ニンジンー20g
セロリー20g 
にんにくー2片
トマト缶(ホール)ー1/2カップ(100g)
有頭えびー5尾(200g)アルゼンチン赤海老使用
あさりー15~16個(100g)海水活あさり(中国産)使用
水ー600ml
塩…小さじ1/2
サフランー10本,ターメリック+クミンパウダーで代用?
米ー1合(180ml)
レモン、イタリアンパセリ…お好みでイタリアンパセリは入れてません。
オリーブ油ー1/4カップ(50ml)

※直径26cmのバーミキュラの鍋で作りました。

サイズや火力が出ない場合は、水分を少なくしたり調整が必要みたいです。

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プロと家庭との違いは、どうやら3つ!
その①スープに魚介のうまみを凝縮させる!
魚介のうまみをスープに閉じ込める!

その②米は洗わない&炒めない!
米を洗ったり、炒めたりすると割れやすくベチャッとする原因に。米は洗わずそのまま使う!

その③最後までふたはしない!
炊くときにふたはせず、水分を蒸発させ濃度を詰めて、うまみを凝縮!


<作り方>
① 魚介は食べやすい大きさ。野菜はみじん切りにする。
いかは輪切り、白身魚は食べやすい大きさに。タマネギ、ニンジン、セロリ、にんにくはみじん切り。トマト缶のホールは握りつぶす。

 

② いかと野菜をじっくり炒める。

フライパンにオリーブ油を中火で熱し、イカの両面に焦げ目がつくまで焼いて①でみじん切りした野菜を加えてタマネギが透明になるまで炒めます。※いかは焦げ目がうまみの元になるので、あまり触らずに両面をじっくり焼く

 
③ つぶしたトマトを加えて煮詰める。

①でつぶしたトマトを加え、水分がなくなるまで中火で煮詰める。

 
④ 残りの魚介と水、塩、サフランを加え、煮立ったら魚介を取り出す。

残りの全ての魚介と水、塩、サフランを加えて強火で、ひと煮立ちしたら魚介を取り出します。

 

⑤ 米を入れ、スープから顔が見えるまで煮詰める。

煮立たせたスープに米を入れ、強火で5分、さらに弱火で12分炊き上げる。仕上げに10~20秒ほど強火にかけておこげを作る。

米のでんぷん質、魚介のゼラチン質が溶け出し、表面にうっすら膜がはってきて、縁がチリチリと鍋肌からはがれてきたら、強火にしておこげをつくる。

 

⑥ 魚介を戻し入れ、レモンとイタリアンパセリを飾る
④で取り出した魚介をドレッセ。そして、くし形切りにしたレモンとイタリアンパセリをのせて完成。

 

これは、作って損なし。手間はそれなりにかかるし材料代そこそこかかるが、店で食べるより安い!且つ、家飯じゃないクオリティが味わえる!!

 

元記事はこれです。

https://mi-journey.jp/foodie/20667/

 

手作りスパイスカレー

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4種スパイスカレー2人前
鶏肉ー200〜300g
クミンパウダー4.5g
コリアンダーパウダー4.5g
カイエンペッパーパウダー1.3g
ターメリックパウダー2.5g
にんにくー1片
塩ー小さじ1/2
生姜ー親指第一関節分ぐらい
玉ねぎ1個
トマト100〜150gぐらい
ケチャップ小さじ1
水250ml以下
油大さじ1.5

 

1.フライパン弱火で油ひいて、すりおろした生姜とにんにくを青臭さなくなるまで炒める。

 

2.中火〜強火でみじん切りにした玉ねぎ入れて飴色になるまで炒める。水分が出やすいように塩ちょっと入れる。※塩は分量外
ポイントー水気が少なくなったら、差し水をして焦げないようにする。
油が少ないと思ったら足してOK。

 

3.中火にしてみじん切りしたトマト入れて玉ねぎと混ぜ合わせたら水分飛ばす。ある程度飛んだらケチャップ入れる。
ビシャシャではなく、ネチャネチャな感じになるまで。

 

4.弱火〜中火にしてスパイスと塩を入れて、混ぜ合わせてスパイスに火を通す。
ここの加減は、まだよくわからないが何となく匂いとか見た目で判断。

 

5.スパイスを端に寄せて、唐揚げサイズにした皮を取った鶏肉入れる。
先に鶏肉の表面が白くなるまで焼く。全体的に白くなったら混ぜる。混ぜ合わせたら、水を入れる。100〜150mlぐらい。そして、弱火で蓋して10分ほど煮る。

ポイントー焦げないように2〜3分おきに底から混ぜる。味見してパンチ足らなければ塩を足す。

 

ネットやYouTubeで調べて、重複してるところや良さそうなやり方を合わせたオリジナル模倣レシピ。

 

追記

スパイス6種Ver.

クミン3g、コリアンダー3g、カルダモン2g、オールスパイス1g、カイエン1.3g、ターメリック2.5g

ジュラシック・ワールド新たなる支配者

とうとうシリーズ最終作。

2週間前から新ジュラ1,2と旧3作品もおさらいしましたが、旧作の3以外はそれなりに楽しめました。

それでは感想!

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監督:コリン・トレボロ

主演

クリス・プラットオーウェン

ブライス・ダラス・ハワード(クレア)

イザベラ・サーモン(メイジー(前作から))

 

前作、炎の王国にてオークション会場から解き放たられた恐竜が、人間社会に紛れた後どうなったかというところから始まります。

 

仲間に協力してもらいながら、違法施設から恐竜を助けるクレア。しかし、無理が仲間が傷を負ってしまい、このまま続けていくならもう手伝えないと仲間が離れていく。

保護区域から出てしまった恐竜を追いかけ、馬に騎乗しながらロープで捕獲。捕獲した恐竜を、保護区域内に還すオーウェン

そして、メイジーを社会から遠ざけて暮らす3人。その近くの森で暮らすブルーとブルーの子。

忍び寄る陰謀、攫われるメイジーとブルーの子。ジュラシックパークのレジェンド達と共に子供達と世界を救うために協力する。

 

メイジーはクローンなので、人しての証明や人に見つかってしまったら研究対象になってしまうかもしれないので、住まいから橋までの区間で暮らすに言われていた。しかし、本人はそんなのお構いなしで、橋を越えて迷ったブラキオサウルスっぽい恐竜をそこで働く人と協力しこっそり助言しながら過ごしていた。

そんな中、世界各地で巨大なイナゴ発生による被害が起こり、食糧危機だが◯◯社の種で育てた物は、イナゴに狙われないとニュースになっていました。

そうです。今回の厄介者はイナゴ。

で、これを作ったティム・クック氏に似た人と協力して作ったウォン博士の間で、意見が割れとうとうウォン博士が改心して自らの手でイナゴ撲滅に動いて幕を閉じます。

 

なんやかんや騒動あるなですが、個人的にはそのぐらいあっさりな感想です。

 

新種含め、確かシリーズ最多の恐竜が出てると聞きました。

でも、ジュラシックパーク3の時と同じくヒトがメインで個人的に恐竜の印象が薄い。

なんなら冒頭10〜15分ぐらいのメイジーと街の人が一緒に恐竜を誘導するところが一番感動できた気がします。

世界を破滅させるイナゴ、かと言ってそれ以上何もない話題だけのイナゴ、旧シリーズ博士達が出てきて恐竜は置いてけぼりだった気がします。

この手の映画で野暮なことを言ってはいけませんが、このメインキャスト達はマリオのスター状態な訳で、そんな人物が多すぎるとゴジラ並みの恐竜が出てきてもハラハラできない笑。

前シリーズから思ってましたが、やはり恐竜って出オチに近いですよね?だから出てしまった時点でテッペン。どうしてもシリーズが重なる毎に恐竜への怖さを感じなくなってしまう。

恐竜同士のバトルも微妙。

 

ちなみに施設のイナゴを育てている部屋にグラント博士が入るシーンがあって、水耕栽培のような棚に植物がなっていて、まぁその中にイナゴが潜んでる訳ですが人類を滅亡させてしまうような巨大なイナゴですよ?その植物じゃ隠れきれんやろ!笑

しかもどうやってその数おったねん!笑

ここは、笑いそうになりましたね。

 

あと個人的に虫が嫌いなので、虫が巨大になって何度かアップになるので、それだけでキツかったです。

 

ジュラシックシリーズ見てわかったのは、自分がそんなに恐竜のことが好きじゃないという事。

でもそれでも観たくなるのは、スティーブン・スピルバーグ監督の1、2作目があったからなんでしょうね。

 

 

X (R15指定作品)

どうも戌山辰水です。

蝉の鳴く声から想像するに夏がいよいよ本番を迎えようとしています。

そして、夏の映画といえばホラー!驚かされるのは苦手ですが、それでも見てしまうのが人の性ではないでしょうか。

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ということで

「X」

監督:タイ・ウェスト

主演:ミア・ゴス(マキシーン)

 

あらすじ

3組のカップルがオリジナルの自主制作映画(ポルノ)を作ろう田舎で撮影するが、殺人老夫婦に命を狙われる、というとてもシンプルな内容です。

ブロンドヘアのセクシーお姉、いわゆるビッチに田舎のガソリンスタンドというお約束もしっかりとおさえてくれてます!

 

確か時代は1970年代。3組のカップルを乗せたバンが自主制作ポルノ映画「農場の娘たち」を撮影するために農場に向けて走る。女優のマキシーン+彼氏兼プロデューサーのウェイン、ブロンドヘアのボビー+ベトナム帰還兵のジャクソン、学生カメラマンのRJ+アシスタントのロレイン。

一向は農場に着くも、借主の爺激昂ハワードになぜか嫌われ、銃を向けられます。そして、2回の窓からマキシーンや一向を見つめる不思議婆パール。お気づきの通り、この老夫婦が今作のキラーです。

この時代では、低予算のポルノでも一攫千金もあり得ない話ではないそうで、アメリカンドリームを掴む為、全員本気で取り組みます。

若い体、激しいセックス、そんな若者達の奔放な姿を目の当たりにして、自らの何もなく老いていく人生を後悔するパール。そして、覚醒します!

 

乗り気じゃなかったロレインが、セックスを見て感化されて自らも出演したいといい、彼氏のRJの反対を押し切りSEX!

その夜、傷心のRJは皆を置いて街を後にしようと車に乗りますが、パールが現れます。

そして、体が疼いて仕方がないパールはRJを誘いますが拒まれます。

1人目の犠牲者となります。

夜が明ける前に全ての犯行が行われます。

農具での一突き、ワニ、銃、観てるこっちが心配になる壮絶な老夫婦な絡み、それが105分の内に全て見れます!

個人的にやはりホラーは90〜110分と2時間以内で内容もわかりやすいものが好きです!

 

Xは3部作発表されてるので、残り2作!

エンドクレジット後か覚えてないですが、本編後に次回作の映像流れます!

なんと主人公は、若かりし頃のパール!

 

どういう内容になるんでしょうか。

パールの旦那のハワードが第二次世界大戦に従軍となっていたので、今作の時代から30〜40年前になると思われます!

 

シリーズであって、続きものではないと思うので、今作見てなくても気にせず見れるような気がします!

 

めっちゃホラー好きとかではないので、気が向いたら行こうかな。笑

マイティ・ソー ラブ&サンダー

どうも戌山辰水です。

エンドゲームが終わってから、あまりマーベル作品に気が乗らなかったのですが、1stアベンジャーズメンバー、オーディンの息子マイティ・ソーとなったら観ないわけにはいかない。

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原題:THOR LOVE & THUNDER

監督:タイカ・ワイティティ

主演:クリス・ヘムズワース(ソー)

ボス:クリスチャン・ベール(ゴア)

 

ちょっと順序忘れたかもですが、確かなぜ信心深く娘にも優しかった父親が神殺しになってしまったのかというところからのスタートだったはず。娘に先立たれ、それでも救いを信じて神に祈ることをやめなかったゴア。しかし、神様の本性を知り闇堕ちします。

ゴアが信じていた神も後で出てくるゼウスも、絶妙に憎たらしく設定されてます。可愛さ余って憎さ倍増ですよ笑

このゴアと神様のシーンのところ、ポピーザパフォーマー感あってちょっと好き。伝わらんか笑

ガーディアンズオブギャラクシーメンバーと共に行動していたマイティ・ソー

ソーは、運動して痩せて瞑想して、求められた時に圧倒的な力を使って相手をぶっ飛ばす、という生活をしていました。

バトルシーンが派手で良い!

正に無双。で、よくよく考えたらこの人神様やん!ガーディアンズが、頑張ってたのが何だったのか、まるで次元の違う強さ。

ムジョルニアのイメージが強すぎて、ストームブレイカーの存在を忘れててこの斧何ってなりましたよ。

マンパワーをブッ放して助けるもありがた迷惑がられてるところで、別惑星で神々が襲われていて助けに行かなくてはってことでガーディアンズ達とはここでお別れです。

シーン変わって元恋人ナタリーポートマン演じるジェーンが、なんと末期癌。文献で神器を扱うと体も健康にってのを見てムジョルニアの飾られている場所へ行き、ちょっと都合良いですがムジョルニアに選ばれ、パツキン美人ヒーローの誕生です!

新たなアスガルドがゴアの奇襲を受けます。そこに駆けつけたソーが街を守るためゴアと戦います。ゴアの闇を移動しながらの戦い方も良い。そこで再開する元恋人で2人の英雄、二つの神器。

粉々になったムジョルニアですが、雷の力で元の形も維持できるし、破片が四方八方に飛んで攻撃するのも必見!

撃退できたかに思えましたが、子供が攫われていました。人質として捕らえられた子供を助けたければ、ストームブレイカーを渡せって流れです。

これは、アスガルドだけの問題でもないという事で助けを求めるために神様の集まる集会みたいなものに忍び込みます。

まぁそこで、前述の憎たらしいゼウスが出てくるのですがラッセルクロウですよ?笑

さすが全知全能の神、ゴッドオブゴッドという事で神界でも圧倒的人気!!サンダーボルトというカミナリマークみたいな武器を投げてバインバインさせぇの背面キャッチ!ひたすらウザい笑

ちなみに助けを借りることは出来ず、ソーが視聴者の願いをズパッと叶えてくれてサンダーボルトだけパクって自分達だけで向かいます。

道中でジェーンとのわだかまりを解消し、ヤキモチを妬くストームブレイカーも宥めつつゴアのいる惑星に行きます。

ゴアがいる惑星は色がない世界なんですが、ジェーンの持つムジョルニアが青く光ったり、光と闇演出、色のあるところだけが際立って格好いい!

ラストのバトルシーンも子供達へ力を与えて、戦う所も痛快!ソーのこの力は、反則やん笑

ジェーンはというと、ムジョルニアを使用している時は健康でいられるんですが、生命エネルギーの消耗が激しく、次使うと生命の危険が伴うから力を使うなとソーに止められていました。

しかし、英雄となったジェーンは助ける為に最後の力を振り絞って儚い結末に。

なぜゴアがストームブレイカーを狙っていたかというと、永遠?という場所に行くための鍵みたいな役割。ほぼキーブレード笑

 

ストームブレイカーで通じた世界の中で、ゴアに問うソー。そして、本当に求めてるモノを思い出します。自ら憎しみを断ち心を取り戻したゴア。

そして、冒頭で亡くなった娘が生き返ります。ちなみに彼女は、クリスヘムズワースの実娘だそうです。後で調べて知りました笑。

亡くなったゴアに代わり、シングルファーザーとなるソーと娘の旅が始まるというところで終わりです。

本編はここで、終わりですがマーベルお決まりのエンドクレジットあります。

ヴァルハラへ行ったジェーン。

死んだと思ったのに生きてたゼウス。

そして、送り出される新たな刺客、超有名な半神の英雄ヘラクレス

 

ゼウスの「神よりスーパーヒーローを敬うようになった」という言葉も仕方無いです。姿が見えない神より目の前で戦う英雄だとどうしてもね。

 

勿論ツッコミ所はありますが、私としてはマイティ・ソーに求めてるのが、スカッと爽快なバトルシーンなのでそれが観れて何よりです。

トップガンマーヴェリック

どうも戌山辰水です。

前作の公開から36年、その月日はまったく無駄じゃなかった!

こんなに真っ直ぐ王道映画を観たのいつだろうか。子供の頃の映画館で観たあのワクワクが再び味わえた気がします。

個人感想なので、ネタバレとか気にせず書いてます!!

 

監督:ジョセフ・コシンスキー

主演:トムクルーズ

日本公開日:2022年5月27日

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前作は、内容云々よりトムカッケェ!って印象の作品に感じました。

なので、今作は評判良いいのは知ってましたが、あんまり気が乗らず後回しにして、遅くなってしまった。…決めつけたらあかんね。

冒頭は、前回と同じく空母で戦闘機の発着や、真似したくなる動きをする黄色い服の人のシーンから始まります。

あの動き変わらず興奮する笑

現在、マーヴェリックは「ダークスター」というマッハ10を出せる新型戦闘機のテストパイロットになっていて、未だにマッハ10に到達できてないとしてプロジェクトが凍結されることを聞きます。急遽、その日のテスト飛行でマッハ10を出すことを決めて、凍結を言い渡し来るケイン少将の到着前に急ぎ用意して発進します。

ちょうどマッハ10が目標だったのに、無謀な男マーヴェリックは、加速をやめずにダークスターを空中分解させてしまいます。

基地へ戻ったマーヴェリックは、ケイン少将に今「すぐ基地から出て行け。そしてノースアイランド海軍航空基地へ行け」と言われます。

そうしてトップガンの教官として赴任されます。

実は、これも前作のライバルであるアイスマンの助けによるものだった。

 

そして、滑走路を走る戦闘機の横をバイクで走るシーン。そこでみせた笑顔は、36年経っても空を飛ぶのが大好きな男が、変わらずそこにいました!

こんなんこっちも釣られて笑ってまう。笑

度々マーヴェリックは、その目つきとイジられますが、なんかわかりますね。あの人懐っこさというか甘いマスクで迫られたら許してまうんだろなと。笑

教官として赴任されたマーヴェリックに任されたのは、3週間後に稼働するウラン濃縮プラントの破壊。そして、それを実行するパイロットの育成だった。

無謀と思われるミッションの遂行の為に集められたトップガン卒業生12名。その実力を確かめる為にドッグファイトをします。結果は予想通りですが、そのテンポの良さがこの映画にとてもよく合っててソレソレ〜ってなります。

ドッグファイトの始まりで、エリート揃いのトップガン卒業生が、どこ行った?というその一言でマーヴェリックとの実力の違いを感じます。そして、卒業生の2機の間をスレスレで通り抜けるヤンチャっぷり笑

その卒業生の中には、かつての相棒グースの息子ルースターもいます。彼は、マーヴェリックに願書を抜かれ4年も遅れたことを怒っていた。

ルーカスの技量は劣っていた。肝心なところで考えてしまい、間に合わなくなる。

そんなルーカスに「俺を信じろ」と言うマーヴェリック、それに対し「父はあんたを信じた。だから死んだ」と言われた。今まで事故だからと誰にも責められてこなかったけど、ここでようやく感情をぶつけられます。この事が逆にマーヴェリックとしては、救われたんではないかなぁなんて思います。

そういえば前作から確かそうだったと思いますが、トップガンって敵の想定はあの国だろうけど、あくまで明確にせずに敵国の情報がほとんどシャットアウトされてるところがいい!

最近は敵が明確なのはいいけど、同時に敵の想いも語られたりして立ち位置の違いなだけで、どっちが善い悪いとか正義悪とは違う話になって、そりゃそうなんやけどなんか応援しきれない感情になったりするので、行け行けー!と応援できる!!

恋愛も程よく大人で程よく無邪気。ペニーの娘から諌められるところとか、館内で笑い起きてました。

話は進み、アイスマンの死により後ろ盾がなくなったマーヴェリック。

マーヴェリックの方針を変え、兵士の命よりも確実に任務の施設の破壊することだけに注力しようとする上官。

このままだと、この任務が不可能なものだと思ってしまうことを危惧したマーヴェリック。

そして、また違反を犯します。

それは自分の為ではなく、任務が可能なことを証明する為、卒業生に希望を与える為に飛ぶマーヴェリック。

しかもそのタイムは、卒業生に言っていたものより15秒も短い。ここは、もう胸熱過ぎるし館内全員力入ってた気がします。そのぐらい緊張感あるし「カマせー!!」という気持ち。心なしか皆アツくなって呼吸が荒くなるんですよ。

卒業生と同じく上官にムカついて、ここで全員がもうマーヴェリックの虜になってることに気づきます笑笑

そして、この任務が不可能ではないことを証明し、同時にそれはマーヴェリックなら出来るという証明になり任務に参加することが決まります!

アチィでございます泣

もちろんこれで終わりじゃなく、実際に飛ぶ4機とそのメンバーを選び、任務に向かいます。

プラント施設破壊が2つの奇跡を成功というレベルなのにそこからさらに手に汗握る離脱シーン。

こんな無理あるかと言わんばかりの集中放火でギリッギリの回避の連発。

遂にルースター機が迎撃されそうになるところをマーヴェリックが庇い、代わりに撃ち落とされてしまいます。

無事に脱出はできてましたが、気がつけば戦闘ヘリに狙われまさに撃たれそうになった時にルースターが助けにきます!

しかし、ルースターも撃ち落とされてしまいます。なんとか脱出するために敵基地に忍び込み、F-14を奪って第五世代機2機と戦闘になります。その戦闘も1機を早々に撃ち落としたので、すぐ終わるかと思いきや、やはり最新戦闘機トリッキーな動きにマーヴェリックも「なんだあの動き!?」と驚くほどの性能。苦戦を強いられるもルースターの煽りに応えてなんとか撃墜。

それでもまだ終わらず、また敵機がやってきて照準も合わされミサイルが発射された瞬間にハングマン!!!!

何十分間、肩に力入ってた??

最高に疲れる。でも疲れが吹き飛ぶぐらい最高。意味不明ですね?笑

でもそういう気持ちになります(^^)

こんなに感動させられるとは、こんなにドキドキワクワクできるなんて思ってなかった。

改めて、映画の力を感じました!

トムクルーズ最高!!

ナイトメア・アリー(悪夢小路)

どうも戌山辰水です。

3月の作品なのに投稿忘れてた。

普段あまり見ない系統。

でもなんか映画観たかったので観てみました。

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監督:ギレルモ・デルトロ

主演:ブラッドリー・クーパー(スタントン)

ケイト・ブランシェット(Dr.リリス

 

あらすじ

1940年代、主人公のスタントン(以下、スタン)が、見世物小屋の獣人ショーを観た後に責任者のクレムに声をかけられ働く。そこで出会った読心術師のジーナとピートに気に入られたスタンは、仕事を手伝いながら、そのテクニックを身につけていく。才能の兆しが見えたはじめた彼は、一座を離れて活動し人気者になるが、精神科医のDr.リリスと出会い、欲望のままに行動し、歯車が狂い始める。

 

一昔前の時代観に現代技術が合わさって、埃っぽくありながらも小物や服装とか細かいところまで作り込んでいて豪華に感じました。観る前はちょっと小難しいのかなと思ってましたが、結末がどうなるかが読みやすくて良かった。

 

冒頭で窓開け極寒モードで父親を凍死させて、一言も喋らずに家ごと燃やすスタン。

家父長制からの抜け出したスタンは、フリークショーと呼ばれる見世物小屋をうろついていました。そこで、ギーク(獣人)が抜け出したのを捕まえると座長に気に入られ働く事に。

ある家の前のいた女性に風呂はないかと尋ね、浸からせてもらうと、股間を触られながらキス、そして関係をもってその女性(ジーナ)のアシスタントになります。

ジーナは、重度のアル中ピートと組んでいました。ある日、下から指示を出すはずが酔い潰れてしまい、仕方なくジーナは幽霊ショーと言われる読心術を披露します。本当に死んだ人と意思疎通をしてるかのように錯覚されるぐらい凄腕でしたが、過去に危ない目にあってから使わないようにしていました。

普段使っている読心術に幽霊ショー、この技の全てを記載したものをピートが持っていました。

そして、ピートが亡くなった時にスタンがそれを手にします。

徐々に才能を開花させ、夢を抱き叶えようとモリーを連れて見世物小屋を後にします。

成功を収めつつも、疲れたり物覚えの良くないモリーを怒り、その姿は既に自分の父親に近づいていたかもしれません。

ある日の公演で、1人の女性客に挑発され読心術を使い、観客を魅了していきます。

そして、その女性は心理学者のDr.リリス

ここから物語は加速していきます。お金持ちを相手にするDr.リリス、そして故人と対話できると聞き次々に顧客を紹介してもらいます。

他人の心を掌握することに快感を得たスタンの勢いは止まらず、エズラという大金持ちに亡き妻に一目でいいから会わせろという無謀な願いを叶えようとします。

しかし案の定バレて、ここから築いてきたものが一気に崩れ落ちていきます。

信用と共に依頼者を失い、警察にも追われ、モリーにも見捨てられる。全てを失い、酒に溺れたスタンが行き着いたのは、見世物小屋

そして、その座長に勧められた仕事は、獣人になることだった。

座長の近くには、かつて自分が所属していた見世物小屋の座長クレムが所有していた三つ目のホルマリン漬けの胎児エノクが、そこにいました。

この小道具の意味は、分かりませんが不気味で不安を煽られます。どこから見ても目が合う、どこにいても見てるぞ!とそういった意味もあるのかな?

 

この作品は、フィルムノワールと言われています。専門用語に詳しくないので、調べました。

ザックリ言うと、暗い雰囲気の映画。

第二次世界大戦後に多く見られた映画ジャンルののことで、悲痛、悲観、退廃、虚無のような雰囲気を持つ犯罪映画のことらしいです。

またノワール作品には多くの共通点があるそうで、それが犯罪や異常心理を描いていること、そして男を破滅される「ファム・ファタール(運命の女、危険な女)」が登場することなど!

確かに全体的に暗い雰囲気でしたし、危険な女Dr.リリスの存在など正にという感じです!

 

見世物小屋というところからは、グレイテスト・ショーマンを思い出して観てました。

今作のタロットカードの暗示の通り思い止まって、行動を改めていたらもしかしたら、グレイテストショーマンのように希望のある結末を迎えることができたかもしれないですね。

成功してる時こそ、酔い知らず周りにも声を傾け、できるだけ自分自身を客観視しないといけませんね。