どうも戌山辰水です。
前作の公開から36年、その月日はまったく無駄じゃなかった!
こんなに真っ直ぐ王道映画を観たのいつだろうか。子供の頃の映画館で観たあのワクワクが再び味わえた気がします。
個人感想なので、ネタバレとか気にせず書いてます!!
監督:ジョセフ・コシンスキー
主演:トムクルーズ
日本公開日:2022年5月27日
前作は、内容云々よりトムカッケェ!って印象の作品に感じました。
なので、今作は評判良いいのは知ってましたが、あんまり気が乗らず後回しにして、遅くなってしまった。…決めつけたらあかんね。
冒頭は、前回と同じく空母で戦闘機の発着や、真似したくなる動きをする黄色い服の人のシーンから始まります。
あの動き変わらず興奮する笑
現在、マーヴェリックは「ダークスター」というマッハ10を出せる新型戦闘機のテストパイロットになっていて、未だにマッハ10に到達できてないとしてプロジェクトが凍結されることを聞きます。急遽、その日のテスト飛行でマッハ10を出すことを決めて、凍結を言い渡し来るケイン少将の到着前に急ぎ用意して発進します。
ちょうどマッハ10が目標だったのに、無謀な男マーヴェリックは、加速をやめずにダークスターを空中分解させてしまいます。
基地へ戻ったマーヴェリックは、ケイン少将に今「すぐ基地から出て行け。そしてノースアイランド海軍航空基地へ行け」と言われます。
そうしてトップガンの教官として赴任されます。
実は、これも前作のライバルであるアイスマンの助けによるものだった。
そして、滑走路を走る戦闘機の横をバイクで走るシーン。そこでみせた笑顔は、36年経っても空を飛ぶのが大好きな男が、変わらずそこにいました!
こんなんこっちも釣られて笑ってまう。笑
度々マーヴェリックは、その目つきとイジられますが、なんかわかりますね。あの人懐っこさというか甘いマスクで迫られたら許してまうんだろなと。笑
教官として赴任されたマーヴェリックに任されたのは、3週間後に稼働するウラン濃縮プラントの破壊。そして、それを実行するパイロットの育成だった。
無謀と思われるミッションの遂行の為に集められたトップガン卒業生12名。その実力を確かめる為にドッグファイトをします。結果は予想通りですが、そのテンポの良さがこの映画にとてもよく合っててソレソレ〜ってなります。
ドッグファイトの始まりで、エリート揃いのトップガン卒業生が、どこ行った?というその一言でマーヴェリックとの実力の違いを感じます。そして、卒業生の2機の間をスレスレで通り抜けるヤンチャっぷり笑
その卒業生の中には、かつての相棒グースの息子ルースターもいます。彼は、マーヴェリックに願書を抜かれ4年も遅れたことを怒っていた。
ルーカスの技量は劣っていた。肝心なところで考えてしまい、間に合わなくなる。
そんなルーカスに「俺を信じろ」と言うマーヴェリック、それに対し「父はあんたを信じた。だから死んだ」と言われた。今まで事故だからと誰にも責められてこなかったけど、ここでようやく感情をぶつけられます。この事が逆にマーヴェリックとしては、救われたんではないかなぁなんて思います。
そういえば前作から確かそうだったと思いますが、トップガンって敵の想定はあの国だろうけど、あくまで明確にせずに敵国の情報がほとんどシャットアウトされてるところがいい!
最近は敵が明確なのはいいけど、同時に敵の想いも語られたりして立ち位置の違いなだけで、どっちが善い悪いとか正義悪とは違う話になって、そりゃそうなんやけどなんか応援しきれない感情になったりするので、行け行けー!と応援できる!!
恋愛も程よく大人で程よく無邪気。ペニーの娘から諌められるところとか、館内で笑い起きてました。
話は進み、アイスマンの死により後ろ盾がなくなったマーヴェリック。
マーヴェリックの方針を変え、兵士の命よりも確実に任務の施設の破壊することだけに注力しようとする上官。
このままだと、この任務が不可能なものだと思ってしまうことを危惧したマーヴェリック。
そして、また違反を犯します。
それは自分の為ではなく、任務が可能なことを証明する為、卒業生に希望を与える為に飛ぶマーヴェリック。
しかもそのタイムは、卒業生に言っていたものより15秒も短い。ここは、もう胸熱過ぎるし館内全員力入ってた気がします。そのぐらい緊張感あるし「カマせー!!」という気持ち。心なしか皆アツくなって呼吸が荒くなるんですよ。
卒業生と同じく上官にムカついて、ここで全員がもうマーヴェリックの虜になってることに気づきます笑笑
そして、この任務が不可能ではないことを証明し、同時にそれはマーヴェリックなら出来るという証明になり任務に参加することが決まります!
アチィでございます泣
もちろんこれで終わりじゃなく、実際に飛ぶ4機とそのメンバーを選び、任務に向かいます。
プラント施設破壊が2つの奇跡を成功というレベルなのにそこからさらに手に汗握る離脱シーン。
こんな無理あるかと言わんばかりの集中放火でギリッギリの回避の連発。
遂にルースター機が迎撃されそうになるところをマーヴェリックが庇い、代わりに撃ち落とされてしまいます。
無事に脱出はできてましたが、気がつけば戦闘ヘリに狙われまさに撃たれそうになった時にルースターが助けにきます!
しかし、ルースターも撃ち落とされてしまいます。なんとか脱出するために敵基地に忍び込み、F-14を奪って第五世代機2機と戦闘になります。その戦闘も1機を早々に撃ち落としたので、すぐ終わるかと思いきや、やはり最新戦闘機トリッキーな動きにマーヴェリックも「なんだあの動き!?」と驚くほどの性能。苦戦を強いられるもルースターの煽りに応えてなんとか撃墜。
それでもまだ終わらず、また敵機がやってきて照準も合わされミサイルが発射された瞬間にハングマン!!!!
何十分間、肩に力入ってた??
最高に疲れる。でも疲れが吹き飛ぶぐらい最高。意味不明ですね?笑
でもそういう気持ちになります(^^)
こんなに感動させられるとは、こんなにドキドキワクワクできるなんて思ってなかった。
改めて、映画の力を感じました!
トムクルーズ最高!!